聞いてはいたのだけれど、やっぱし物価の高い南部アフリカ。ここナミビアは、ジニ係数(所得格差の指標)が世界一だそうで、お金持ちとそうで無い人の差がとんでもないことになっているのだとか。その計りかたや人々の価値観次第で、きっと意味合いが変わってくるものなのだろうと勝手に思いながらも、あまりいいことでは無いのだろうと想像する。僕らが物価が高いと感じる基準みたいなものは、それぞれの国の宿代。僕らが泊まってきた南部アフリカの宿は各街の最安値の宿なのだけれど、その最安値が中南米やアジアと比べて高い。高くて、キレイ。働いているのは黒人だが、オーナーは皆、白人で、プールは付きバーも併設で、ヨーロッパのそれと何だか似ている。ここに分かりやすく格差を感じ、街を歩けば新車を運転しているのは白人ばかりで、ケープタウンの寿司屋には黒人はいなかった(黒人があまり生魚を食べないというのもあるかもしれないけれど)。アフリカに来て、とても"差"というものが気になる。まさにこの辺りを題材にした映画 "ブラッドダイアモンド" で「黒人は白人に支配されたほうがいいんだと言う人もいる」という台詞があって、それがいいか悪いかよりも、いま実際にそうなって成り立っているという現実が、大変興味深いなぁなんて思って映画を見返す宿マッタリ。
Staying hostel in Windhoek. There is a swimming pool, bar, clean toilet. Good place. Hostel of Southern Africa that we stayed was clean each place. And there was white management.