小さな海沿いの街、サイモンズタウン。海沿いを通る喜望峰への道の途中、一瞬で通り過ぎてしまう、本当に小さな街。でも近くにペンギンの住む浜があり、沖にはクジラが現れ、突然すぎて撮れなかったけどハーバーには普通にアザラシがひっくり返って泳ぐ。建物はヨーロッパの雰囲気でオシャレな感じだけれど、街全体の形がどこか西部劇に出てくるようなソレに見えて、ふむうなるほどと考える。大航海時代、そしてその後ヨーロッパから世界中へ移住した入植者たち。アメリカもカナダもオーストラリアもニュージーランドもインドも南アフリカも、でもって南米もアジアもその他のたくさんの国々も、彼らが持ち込んだものが基盤となって今も続いている。それが良かったことなのか、侵略だったのか。アフリカに入って、白人という存在が、何だか妙に気にかかる。
Simon's Town. Small town. There is Penguins, Whales and Seals. Beautiful town.