"砂漠"というものの印象は、"砂漠化"なんて言葉のおかげで今まであまり良いものではなかった。けれど、人生初めての砂漠はとても美しく、それはそれは自然っぷりを感じさせてくれる場所だった。砂漠、という言葉の定義は、極端に雨が降らない場所なんだそうで、大量の雨が降ってその水が溜まるレンソイスは、砂丘と呼ぶのが正しいらしい。まあどちらでもいいのだけれど、人生初めての砂漠だか砂丘だかは、水があって白い丘が広がっていた。そして地平線まで続いていた。いいじゃない、砂漠。そう思った。と言っても、人が住むには適さないだろうし、下手したら死ぬことだってあるだろうこの景色は、美しく甘くない、自然の作る風景ってのを考えさせてくれる。人間って、ホントに自然の一部なんだろうか。なんて。
Time lapse movie of Lencois. Desert moves. Nature.
music by KAGINONE (Tokuro Oka | Kenji Yasuda)
http://www.kaginone.com/