西暦の大晦日は、ネパールでは普通の日。この国の公式の暦はヴィクラム暦というもので、元旦は西暦でいう4月13日。さらに他民族国家なので各民族ごとの暦もあったりして、ネパールにはしょっちゅう新年が来る。とはいえ、大晦日のカトマンズは若者たちで大賑わいだった。特に何があるわけでもなく、ただ練り歩いて、たまに奇声をあげる。なぜかすれ違う人とハイタッチして歩く。若者には西暦も浸透しているのかと思いきや、新年になった瞬間は特に何をするわけでもなく、西暦の新年は、ただ皆んなで騒げる日として存在しているようだった。
Tabi
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