スリ族の村で過ごす濃い時間はあっという間に過ぎ、また3日かけて首都アディスアベバに戻った。何不自由のない都会に戻ると、牛とともに裸足で暮らすスリ族の生活が、別の世界の記憶のように感じる。いつもの旅では出来ない素敵な体験をさせていただいた。ご一緒させていただいたヨシダナギさん、ガイドのスムスム、本当にありがとうございました。さて、急遽お仕事をいただき僕らは、エチオピアからタイに向かうことになった。アフリカの辺境から一転、大都会バンコクへ。交渉の必要のないタクシー。確実にお湯が出るシャワー。南京虫をチェックする必要のないベッド。そして溢れんばかりの日本食。幸せが止まらない。
Tabi
36,31